SNSなどを通じて恋愛感情を抱かせ現金をだまし取る「ロマンス詐欺」を防いだとして、妙高市の銀行員に感謝状が贈られました。
詐欺を未然に防いだのは妙高市にある八十二銀行・新井支店の清水典幸支店長です。
顧客の男性が新しく作った定期預金の口座をすぐに解約したため話を聞くと、女性から投資を持ちかけられていました。
■八十二銀行新井支店 清水典幸支店長
「女性は2年間海外に行っていて日本に戻ってくると、来週新宿で会おうということになっていた。2週間LINEでやり取りをしてたっていうところを聞きました。一度電話で話したことがあるけど片言の日本語だったと。それで怪しいなと。」
県内のロマンス詐欺の被害は去年1年間で2億8600万円。今年に入ってからは、上越市に住む50代の男性がマッチングアプリで知り合った女に株の投資を持ちかけられ50万円をだまし取られるなど3800万円にのぼっています。
詐欺と気づいた清水支店長は、男性を説得し警察に通報しました。
■八十二銀行新井支店 清水典幸支店長
「まだ信じたいという感じ、来週会うんだよということを言っていたので、『俺だまされてるのかな』という感じではなかった。写真や親切な言葉をかけられ2週間続いたから信じたくなったのかなと。」
警察は、SNSで投資話などを持ちかけられたら家族に相談するよう呼びかけています。
2024年4月10日放送時点の情報です
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