世の中を震撼させた事件から8日で1カ月。逮捕された山上徹也容疑者(41)の新たな供述が明らかになりました。
山上容疑者の供述:「安倍元総理の隣の人に、弾が当たらない距離に近付いた」
銃撃の準備を周到に進めたうえで、安倍晋三元総理大臣に確実に命中するよう、接近を図ったとみられる山上容疑者。
実は当初、安倍元総理の演説では、1人の警護員が後方を警戒する警備態勢が敷かれる予定でした。
ところが、一部の警護員の判断で、演説直前にガードレールの外側の1人が中に移動。前方の聴衆が想定以上に増えたことで、警戒方向も前方に変更されたといいます。
警護の指揮官とは意思疎通がとれていなかったということです。
警察庁の検証チームは、今月中にも報告書をとりまとめる方針です。
(「グッド!モーニング」2022年8月9日放送分より)
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