資産家の一族などと身分を偽り、婚約していた女性から現金200万円をだまし取ったとして無職の男が逮捕されました。男は女性から1億円以上をだまし取っていたとみられます。詐欺の疑いで逮捕されたのは住所不定・無職の野並信秀容疑者（41）です。警察によりますと、野並容疑者は2022年2月、当時宮城県内に住んでいた婚約中の40代の女性から現金200万円をだまし取った疑いが持たれています。野並容疑者は女性と婚活アプリで知り合い、「自分は資産家の一族」などと身分を偽ったうえ、「家族に妻にふさわしいと思ってもらい、結婚を応援してもらうために誠意を見せてくれ」などとうそを言い、知人名義の口座に現金を振り込ませたということです。取り調べに対し、野並容疑者は「被害者から1億円以上だまし取っている」などと容疑を認めていて警察は余罪を追及する方針です。
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