旧ジャニーズ事務所をめぐる新たな動きがあった。
性加害問題で閉店したジャニーズショップが、店名を変え、およそ2カ月ぶりにオープンした。
新たな店名は、「XXXXX.POPUPSTORE(ブランクドットポップアップストア)」。
愛知・名古屋店以外に、大阪や福岡でも8日にオープン。
旧ジャニーズの公式グッズが販売されていて、うちわやアクリルスタンドなどが並んでいる中、写真を選ぶファンの姿が見られた。
ファン「(お店が)なくなったのはすごく悲しかったですけど、こうやってポップアップって形でまたオープンしてくれたのはうれしいなって思います」
喜ぶファンがいる一方で、複雑な思いを抱えるファンも…。
ファン「(被害者がいる中でのオープンは)たぶんいろんな批判があると思う。オープンしてくれた会社にはすごく感謝ではありますけど、ちょっと難しいなって感じはあります」、「まだすべては終わっていないんですけど、これからいい方向に変わっていけばいいなと思います」
さらに、ショップの再開に続き8日、旧ジャニーズ事務所に代わる新たなマネジメント会社の社名も発表された。
新社名は「STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンタテイメント)」。
“スターと未来へ”という意味が込められているという。
8日、SMILE‐UP.の井ノ原快彦副社長(47)がファンクラブ向けの動画で発表した。
ファン「ジャニヲタじゃなくて、“スタヲタ”。名前が変わることは前向きにとらえてもいいのかなとは思う」、「STAR+TOで“未来に向かう”で、これから新しくなるような感じがしていいと思います」
新社長には、コンサルティング会社社長の福田淳氏が就任した。
今回発表されたSTARTO ENTERTAINMENTは、エージェント契約したタレントのスケジュール管理などを行うマネジメント会社。
10月に発表されたSMILE‐UP.は、被害者への補償業務に専念する形。
そのSMILE‐UP.も、8日に公式ホームページを更新。
内部通報制度における外部窓口の設置や、従業員らへの研修の実施など、性加害問題に関する再発防止策の実施状況について報告した。
FNNプライムオンライン
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