【ガーシー議員】30日にも「出席」求める“書面”出される見通し

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NHK党のガーシー参議院議員が当選後、一度も国会に出席していない問題で、議長からガーシー議員に出席を求める書面が出される見通しになりました。これに対し、NHK党の立花代表は「くだらないことをやっている」などと反応しています。

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NHK党のガーシー参議院議員は去年7月の当選時、オンラインで会見を行いし、「国会で寝てるおっさん議員、全員叩き起こしますから!」と意気込んでいました。しかしその後、帰国すらせず、一度も国会に来ていません。

このガーシー議員に対し、参議院の議院運営委員会は27日午後、国会への出席を求める「招状」を出すよう、参議院議長らに求めました。

30日にも出される見通しとなった「招状」。27日午後、NHK党の立花代表は「ま、申し訳ないけど、くだらんこと、やってますよね。だって『来ない』って言ってるわけだし」と反応しました。

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しかし、「招状」を受け取ってから7日以内に出席しない場合、ガーシー議員は懲罰委員会にかけられることになります。

国会の懲罰には軽い順に「戒告」「陳謝」「一定期間の登院停止」「除名」の4段階があり、最も重い「除名」になると、議員としての職を失います。しかし、過去に除名となったのは、1951年の川上貫一衆議院議員と1950年の小川友三参議院議員の2例のみで、70年以上前のことです。

懲罰について立花代表は「出席しないということの程度なので、いわゆる1番目か2番目の注意的なもの、どちらかであろうかと思っています」と述べ、除名にはならないとの見通しを示しました。

ガーシー議員が行っている活動については…

――具体的には、どのような仕事を?

NHK党 立花代表
「令和5年度の予算のヒアリングですよね。財務省の方が来られてZoomでのヒアリングをして、ですね。彼自身のなかで今は国会議員というのは勉強する時期ですから」

その上で、“ドバイで暴露するのが彼の仕事”などと説明しました。

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欠席の続くガーシー議員。しかし、国からの給与にあたる「歳費」や「期末手当」は支給されていて、その額はすでに985万円あまり。旧文書交通費も合わせると1500万円以上になります。

与野党の幹部からは厳しい声もあがっています。

公明党 山口代表
「歳費はずっと受け取っていると、これは有権者の理解を得られないのではないかと」

立憲民主党 泉代表
「国会議員としての役割を果たしてない、責務を果たしていないという議員ですよね」

参議院の懲罰委員会の鈴木宗男委員長は「海外でやっているというのは、 国民の理解は得られないと思い ます。1にも2にも国会議員の本則、これだけは守っていただきたいなと思っています」とくぎを刺しました。
(2023年1月27日放送)

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