安倍元首相の銃撃事件で逮捕された山上徹也容疑者(42)が、「チャンスと思った」という趣旨の供述をしていることがわかった。
奈良地方検察庁は13日、山上容疑者を殺人などの罪で起訴する方針。
山上徹也容疑者は、2022年7月、奈良市の近鉄・大和西大寺駅前で、安倍晋三元首相を手製の銃で発砲し、殺害した疑いが持たれている。
捜査関係者によると、山上容疑者は、取り調べの中で「チャンスと思った。この機会にやろうと思った」という趣旨の供述をしていることがわかった。
1月10日まで、およそ5カ月半にわたって行われた鑑定留置で、奈良地検は、刑事責任能力を問えると判断したとみられる。
13日に勾留期限を迎え、奈良地検は、殺人と銃刀法違反の罪で、山上容疑者を起訴する方針。
FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/