安倍元首相が殺害された銃撃事件から、8日で1カ月。
逮捕された山上容疑者が、安倍元首相に対して、これまで謝罪の言葉を口にしていないことがわかった。
事件から1カ月がたち、現場となった大和西大寺駅周辺は、日常を取り戻しているが、今も時折、手をあわせる人がみられる。
逮捕された山上徹也容疑者(41)は、母親が入信している宗教団体・「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」に恨みを持ち、「安倍元首相とつながりがあると思い込み犯行に及んだ」と供述している。
捜査関係者によると、山上容疑者は、これまでに安倍元首相に対して、謝罪や反省の言葉は口にしていないという。
一方、親族によると、家族については「叔父や妹に申し訳ない」と話しているという。
山上容疑者は現在、責任能力の有無などの精神鑑定を受けているが、旧統一教会から、安倍元首相に標的が変わったくわしい動機など、多くが明らかになっていないまま。
FNNプライムオンライン
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