ロシア軍の侵攻を受け、ウクライナの首都キエフは甚大な被害を受けています。九州の20代女性はキエフの婚約者とメッセージアプリで連絡を取り、逐一安否を確認しますが、不安が絶えません。変わり果てた街並みに悲しみを募らせ、早期撤退を望んでいます。
■アプリでやり取り…感じる「不安」
九州に住む20代の女性に28日夜、話を聞きました。ウクライナの首都キエフに婚約者がいるといいます。
女性
「相手の安否を確認するのがメッセージアプリだけの状況です。1時間連絡が取れないとなると、状況的にまだ大丈夫なのかっていうのが分からないから、ずっと待ってるみたいな感じでしたね」
この日のやり取りでは「買い物に行ってくる」と言う婚約者に対し、女性は「大丈夫?」「帰ってきたら連絡して」とメッセージを送りました。逐一、身の安全をチェックしていました。
不安を感じる場面を聞くと、女性は「(数日前に)ビデオ通話をする機会がありまして、やつれたというか、疲れた感じだし、泣いている様子だったので、普段はそういう顔なかなか見ることなかったから、危険の下にいるんだなっていう…」と話しました。
■3年前に訪問…今は「信じられない」
女性は2019年にキエフを訪れた時、婚約者と写真を撮りました。その日はお祭りがあり、にぎわっていたといいます。現在の状況を見て、女性はこう言います。
「信じられないなって。実際に見た景色とはもう全然違っていて、ものすごく悲しくなりました。早く軍隊には引き揚げてもらいたいですね。今から未来ある人たちが死ぬかもしれない状況が本当、耐えられないので」
(2022年2月28日放送「news zero」より)
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