参院選から一夜「安倍氏の思い受け継ぐ」…ネットで話題「ガーシー氏」初当選(2022年7月11日)

芸能界ゴシップ
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 10日に投開票が行われた参議院選挙では、自民党が改選議席の過半数を確保するなど大勝しました。一夜明け、安倍元総理が凶弾に倒れた現場に自民党・佐藤啓さんの姿は献花台にありました。

 自民党・岸田総裁:「安倍元総理のこの国への思いや自分たちが感じている危機感を正面から受け止めて、日本を守り未来を切り開くために全力で仕事を進めよと国民の皆さんから叱咤(しった)激励を頂いたと」

 自民党が今回、改選125議席の過半数となる63議席を獲得し大勝した参院選。
 
 安倍元総理が凶弾に倒れ、その2日後に行われた投開票。自民党にとっては弔い合戦の様相を呈していました。

 選挙戦終盤、安倍元総理に応援を要請。当初の予定を変更して駆け付け、佐藤さんの目の前で撃たれました。

 当選、自民党・佐藤啓氏:「選挙の結果が出たので当選の報告をさせて頂きました」

 選挙戦序盤は接戦とも予想されていましたが、得票率41.6%、2位に約7万票の差を付けて当選しました。

 また、他の選挙区でも…。

 北海道では、結果が未明までもつれる大激戦に。

 当選、自民党・船橋利実氏:「すべての皆様に心から感謝致します。皆様ありがとうございました」

 3つの議席のうち2つを自民党が確保しました。

 定数が1の1人区でも…。

 事実上、与野党の一騎打ちとなった新潟選挙区。関心の強さを物語るように、演説には黒山の人だかりができていました。

 結果は自民党の新人候補の勝利。4選を目指した立憲民主党の現職・森裕子氏(66)は全国的な知名度もある党の「顔」の1人でした。その森氏を破り、当選を果たしたのです。

 勝敗を左右するといわれる1人区で、自民党は28勝4敗とまさに1人勝ち。

 一方、野党では維新が改選前の15から21に議席を伸ばし、さらに比例獲得議席数で立憲民主党を上回り、比例区で野党第1党となりました。

 当選、日本維新の会・松野明美氏:「色んな所を走らせて頂いて、一番多かった声がやっぱり子育て環境を良くして頂きたいと」

 8人が当選した比例区。元東京都知事の猪瀬直樹さんや歌手の中条きよしさんも当選しました。

 議席を減らした立憲民主党は…。

 立憲民主党・泉代表:「これまで立憲民主党の強い支持層というのは一定あったとは思うんですが、一方でこの間、維新をはじめ、他党が強みを見せる支持層や世代というのもある」

 NHK党から比例代表で立候補とした東谷義和さんも当選しました。

 当選、NHK党・東谷義和氏:「これから皆、僕のことを先生と呼ばないかんから大変ですよ」

 暴露系ユーチューバーとしてネットでの知名度はありますが街頭演説どころか日本にもおらず、滞在先のドバイからインスタやユーチューブなどで選挙戦を展開していました。

 注目されていたタレント候補を見ると…。

 昭和と平成の元アイドル。元おニャン子クラブの生稲晃子さん、元SPEEDの今井絵理子さんも当選を果たしました。

 当選、自民党・今井絵理子氏:「SPEEDだけに“スピード感のない”当選結果でした」

 今井さんに当選の知らせが入ったのは一夜明けた朝方の11日午前4時半すぎでした。
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